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子どもたちの“帰る場所”を
守っていきたい

子どもたちの
“帰る場所”を
守っていきたい

児童発達支援員

木瀬 歩

デイサービスセンター「にじ」
児童発達支援管理責任者・管理者
2013年入職

今の
仕事内容

聴覚障害児放課後デイサービスで、小学生〜高校生の子どもたちと一緒に過ごしています。宿題の見守りや送迎、イベント企画の他、児童発達管理責任者として、個別支援計画の作成や、保護者の方への支援、学校・行政機関などとの連携や、請求業務なども行っています。

入職のきっかけ

この場所がなくなったら困る
なんとか守らなくちゃ!

ろう重複障害のある娘が小学校に入学してすぐ、担任の先生に「夏休みをどう過ごすか、今から準備しておいた方がいいですよ」と言われました。習い事とかサークルとか、家以外の場所が必要だと。そうは言っても、娘を預けられるところはどこにもありません。そんな時にちょうどこの法人で、長期休みに聴覚障害の子どもたちを集める取組みが始まったんです。

そこから毎年、保護者として利用させてもらいながら、運営をお手伝いするようになり、2013年の事業化のタイミングで入職しました。うちの娘に限らず、ろう重複のお子さんは友達が少なかったり、預け先がないこともよくわかっていましたし、単純に「この場所がなくなったら困る、なんとか守らなくちゃ!」という一心でしたね。

キャリアサマリー

学生時代・前職
建築・測量・土木の3D-CADメーカーに勤務
入職1〜3年目
京都聴覚障害児放課後等デイサービス「にじ」指導員(臨時職員)
入職4〜5年目
同所に正職員として入職
保育士取得(2015)
入職6年目〜
児童発達支援管理責任者取得(2022)

仕事のやりがい

一番成長する時期を
一緒に遊んで、怒って、泣いて

小1から高校生までという、人間が一番成長する時期を、遊んだり、怒ったり、泣いたりして一緒に過ごせることがこの仕事の醍醐みです。

今、ここの卒業生が大学生になって、アルバイトで来てくれているんです。彼は小学生の頃からここに通っていて、それこそ一緒に遊んだり、たわいのない話をたくさんしました。実は弱みを見せたくない人で、人前ではちょっと格好つけちゃうタイプなんですよ(笑)。専攻は違うんですが、聴覚障害のある子どもたちに少しでも貢献したいと、保育士の資格取得を目指して頑張っています。卒業生とこうして仕事仲間として一緒に働けるなんて、本当に嬉しいです!

1日のスケジュール

10:00〜
正職員打ち合わせ
(相談やケーススタデイ)
保護者・各所への連絡
相談業務・面談など
13:35〜
職員打ち合わせ
(送迎の確認、前日の出来事や
子どもたちの様子などと申し送り)
14:00〜
小学生の登所迎え
15:00〜
小学生の支援
16:00〜
おやつ・手話タイム
17:00〜
小学生の帰宅送り
中高生の支援
18:00〜
職員振り返り
児童発達管理責任者業務
19:00
退勤

休みの過ごし方

アニメ・漫画が好き! 流行りは常にチェック◎

家族と外出するか、あとはアニメ・漫画鑑賞です。特に少年漫画が大好きで、一番好きなのは『進撃の巨人』。正義って立場で変わるんだな、こうやって戦争がなくならないんだなって…深く考えさせられます。子どもたちもサブスク系は結構見てるから、流行っているものは常にチェックしています!

休みは週2回。お盆やお正月もしっかり休めます。
有休も取りやすいですよ!

大切にしていること

わからないことを、きちんと伝えられる人に

学校から帰ってくると、子どもたちはまず宿題に取りかかります。ここは塾でも学校でもないので、私たち職員は指導はせず、一緒に教科書を見たり、辞典で調べたりしています。ただ、その中で「ちょっとわからないな」とか「ここ苦手だな」ということを、ちゃんと自分で言えるようになってほしいと思っています。

それって、普段のコミュニケーションでも同じなんです。聴こえにくさがあると、相手に「もう1回言って」と言いにくくて、つい聴こえているフリやわかったフリをしてしまうお子さんが多いと感じます。中には「わからないことは悪いこと」だと思っていたり、怒られると思っていたり。でも、わからないことは誰にだってあるんです。
だから、子どもたちには「わからないことを『ここ、わからないです』ってはっきり言えることがすごいんだよ、大事な力なんだよ」と伝えるようにしています。

私の好きな手話

「つながり」

子ども同士、保護者同士につながってほしいという思いと、困ったことは何でも言ってもらえれば、ここからいろんなところに繋げられる。「にじ」がハブのような場所になれたら、という思いを込めました。

MY FIRST 手話 MY FIRST 手話

私もはじめは1保護者だったので、手話のことは何もわからない状態でした。サークルに通ったりもしましたが、日々働きながら覚えていった感じです。同僚のろうの職員に教えてもらえるのも大きいですね!

私のこれから

「にじ」という場所が
「頑張れる土台」になるように

ろう学校に通う子は「もっと交友関係を広げたい」、一般の学校に通う子は「聴こえる人の中で遠慮して、我慢したりストレスを感じることがある」と話してくれることがあります。家があって、学校があって、それだけでもいいのかもしれませんが、もう一つに「にじ」があって、自分と同じ障害の仲間や先輩、ロールモデルに出会える場所になるといいなと思っています。

特に中高生は友達に会うためにここに来るんです。学校は違っても、ここには補聴器や人工内耳をつけた仲間がいて、愚痴もわかち合える。それがきっと、学校や社会でがんばれる土台になるのかなと。
個人的な目標は、「走って遊べる元気な60代」です!

求職者の方へ一言!

手話に自信がなくても、子どもと関わりたい気持ちがあれば大丈夫!
ここの子どもたちは「見る」コミュニケーションが中心。常にまっすぐ、キラキラした目でこちらを見てくれます。

Recruit

「京都聴言」では一緒にはたらく仲間を募集しています。
コミュニケーション支援の現場であなたの力を活かしてみませんか?