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誰かの心を動かすのは
愛と想像力

誰かの心を
動かすのは
愛と想像力

相談員

今西 永里

綾部市聴覚言語障害者支援センター
相談員・手話通訳・センター長
2002年入職

今の
仕事内容

綾部市で手話通訳・相談員として支援に携わっています。他にも要約筆記者や手話通訳者の派遣コーディネート、難聴児の通学を支援する通学支援事務や手話奉仕員の養成事業、小学校への出前講座、センターの運営事務や部長業務など、幅広く担当しています。

入職のきっかけ

利用者さんは「仲間」
みんなが同じところを
向いている場所

短大の現場実習で「いこいの村 栗の木寮」に配属されたのがきっかけです。2週間泊まり込みで、一緒に農業や縫製などの作業をしたり、一人の方に対して自分ならどう支援をするか考えたり、という内容でした。
「栗の木寮」では利用者さんを「仲間」って呼ぶんです。

支援員室に仲間が自由に行き来していたり、職員さん同士の雰囲気もすごい良くて。他の施設での実習で「福祉の職場って厳しいな」と思っていたんですが、「栗の木寮」の印象は全然違いました。冗談も言い合うし、時には実習生の前で普通に喧嘩もするし(笑)。腹を割って話せる関係というか、仲間も職員もみんなが一つの方向、同じところを向いている感じがして、こういう職場で働きたいなと思いました。

キャリアサマリー

学生時代・前職
華頂短期大学で、社会福祉を専攻。実習で「いこいの村 栗の木寮」へ
入職1〜7年目
「いこいの村 栗の木寮」で生活支援員として勤務
社会福祉士取得(2006)   手話通訳者(2006)
相談支援専門員取得(2007)
入職8〜10年目
宮津与謝聴覚言語障害者地域活動支援センターへ配属
産休・育休を経て「いこいの村 栗の木寮」に復帰
入職10〜20年目
パンの製造・販売「いこいの村 たからの里」(就労継続支援B型・多機能型事業所)へ配属  食育インストラクター 資格取得(2021)
入職20年目〜
綾部市聴覚言語障害者支援センター センター長として勤務
要約筆記者(2024)
産休・育休を3回経験しましたが、復帰はスムーズでした。3回目は「たからの里」に勤務中でしたが、育休明けに主任に昇進しました。時短勤務にもかかわらず務められたのは、周りのみんなのフォローのおかげです!

仕事のやりがい

誰かの変化に立ち会えるのが
いちばんの喜び

利用者さんに集団を嫌う方がいらっしゃったんです。京都から綾部に引っ越して来られたんですが、昼休みもずっとスマホで以前の友達とチャットしていて、今一緒にいる仲間とは絶対喋らない、みたいな。

ある時、その方が急に「一人で熊本に旅行に行きたい」と言い出したんです。お母さんは心配されましたが、事業所や社会福祉協議会、基幹相談支援センター、市の職員などが入った相談支援チームで検討し、みんなで背中を押しました。
無事に帰って来られた時は、心底ホッとしました。きっと本人も大きな自信になったと思います。さらに「一人はさみしい。次は今の仲間と手話で話しながら行きたい」とおっしゃって。その言葉を聞いた瞬間、お母さんと一緒に泣きそうになりました。その方の内面的な豊かさ、変化を感じましたね。

1日のスケジュール

8:45〜
出勤・掃除・打ち合せ
9:00〜
通院通訳
手話通訳の依頼を受けて病院へ
11:00〜
事務作業
綾部センターに戻り事務作業
12:00〜
休憩
13:00〜
相談業務(個人宅へ)
相談員として権利擁護事業
(金銭管理などのサポート)の
立ち合い
15:00〜
綾部センターへ帰る
相談記録の作成、
その他の事務作業
17:30
退勤

休みの過ごし方

子どもたちの習い事に振り回されています!

休日は子どもの習い事をこなす日々です。上の2人が野球、1番下がバレーボールを習っているんですが、3人ともに送迎が必要なんです。みんな違うところに行くので、そこに振り回されていて…疲れますね(笑)。シフトを柔軟に調整できるので、朝は子どもの送り出しをしてから出勤できるようにしています。

「休める時に休む」が共通認識。
きちんと休みを取ろうという空気がある職場です!

大切にしていること

任せる、フォローする、きちんと評価する

「いこいの村」では毎年お祭りがあるんですが、以前は夜にやる「納涼祭」というのがあって、その一連を任せてもらったことがあったんです。一から準備して、企画して、周知して。大変でしたが、今思うとすごくありがたかったですね。

若手に任せるって、ある意味博打というか、先輩や上司がしっかりフォローしたり、声をかけたりする体制がないとできないと思うんです。思い切って任せる決断力やフォローする余力の大切さは、今の立場になってすごく感じています。
何よりやり切った後に褒めてもらえたのがうれしかったですね。そこを評価してもらえていなかったら、自分の自信にもつながってなかったし、仕事を続けていなかったと思います。

私の好きな手話

「しめなわ」

今はやっていないんですが、私がいた頃、「栗の木寮」では8月〜12月にかけて「しめ縄」を作っていたんです。稲刈りから始まって、どう作り上げて、どう売りさばくかっていうゴールに向かって毎日をこなしていました。もう仲間も職員も関係なく「とにかく綯う(なう)!」。お正月までにこれをやり切るのが、みんなの一大ミッションでした。

MY FIRST 手話 MY FIRST 手話

初めて手話に触れたのは実習の時、仲間が教えてくれました。でもコミュニケーションって手話ばかりじゃない。手話を知らない利用者さんもいらっしゃるのですが、何より大切なのは、伝えたい気持ちです。

私のこれから

テーマは「ラブとイマジン」
その先の誰かのために

私のテーマが「ラブとイマジン」なんです。愛と想像力ですね。私たちの仕事って、手話の入門講座を開くとか、手話通訳者を派遣するとか、ついその事柄だけに焦点を当てそうになる。例えば講座でも、手話の本に沿って進めることが多くなりがちですが、きっとテキストだけで伝えられるものではないんですよね。

その先に誰がいて、誰のためにこれをやるのか、最終的に行き着くところはどこなのか——想像力を持ってやらないと、広がらないなと思っています。そして、そこに愛がないと、心を揺さぶる仕事はできない。それは新しく入ってくれた職員にも伝えていきたいですね。愛ある職場にできたら、いろんな人が働きやすくなるんじゃないかなと思っています。

求職者の方へ一言!

京都府北部はおいしいものがたくさんあります。とくに海鮮、蟹とバイ貝がおすすめです! あと、景色も良い! 送迎で天の橋立や伊根の舟屋を横目に走るのは最高ですよ。

Recruit

「京都聴言」では一緒にはたらく仲間を募集しています。
コミュニケーション支援の現場であなたの力を活かしてみませんか?